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バカヤロウは愛の言葉

Goldenbest_1 は、パール兄弟の初期の(今でもでしょうか。3月のライブも最後のアンコールはこれだったし)代表曲、といっていいと思うのですが、実際には窪田晴男さんと曲作りをしてから7、8曲目にできた曲、だそうでした。

……ということをはじめ、貴重なお話をものすごくたくさんお聞きしたのですが、4月号の「匠」の原稿では全体の2割くらいしか盛り込めませんでした(>_<)。必死に削って削ってああなったのですが(未読の方、なんとなく検索でここに来られたサエキさん&パール兄弟ファンの方、書店店頭ででもお読みくださいませ)、ここだけの話ですが、実は89年の確か6月末〜92年の春まで、サエキさんの所属事務所で働いていました。当時、その事務所には編集プロダクション部門もあって、そちらの部署で、今、中野ブロードウェイの古本屋あたりで2000円くらいで売られている(のを見たことがありますが)某ロック雑誌の編集に携わっていて、その経験があったので、「Audition」も創刊することができた、という事実があったり、そうそうそうそう、サエキさんと、その事務所時代には社員旅行で香港に行ったこともありました。

 で、「バカヤロウは愛の言葉」はまだパール兄弟がメジャーデビューする全然前に、某美術大学で開催されたライブイベントを、当時大学生でしたが、観に行っていて、そのサウンドに度肝を抜かれた記憶があります。デビュー後は日本青年館のライブを見たくらいでしたけど、一方でサエキさんがムーンライダーズに書いていた「青空のマリー」「九月の海はクラゲの海」の歌詞がとても好きだったりして……まーさか、その後、同じ事務所で、窪田さんの脱退公演@中野サンプラザで物販をするとは思いもしなかったわけですけど。

 そんな経緯もあって、4月号の「匠」でサエキさんにインタビューさせていただき、しかしうまく収めることができずに書き漏らしてしまったようなのですが、パール兄弟は実は曲のすべてが詞先(詞が先にできて、それに合わせて曲が作られる)とのことでした。ということは、まずサエキさんが詩を書き上げないと曲が出来上がらない、メロディーやリズムに詩が規定されない=苦し紛れに音に言葉を乗せるという形で曲が出来上がっていない、歌詞と曲が真剣勝負でその世界を作っている、ということで、それはすごいことだよなあと改めて思いました。
 加えてパール兄弟は「ライブバンド」、生演奏に主眼を置いていたそうで、……ってことは当然演奏も上手くないと始まらないってことですからねえ……。当時の、いわゆる「ニューウェイブ」と呼ばれたバンドの中には、演奏能力の低さ(下手さ)を個性にしていたものもあったのですが。

 何かとりとめがないのでこのへんで止めますけど、そんなことを頭に入れてパール兄弟を聴き直したり、初めて聴くと、改めてそのすごさがわかる(はず)、というお話でした。
(ニワトリQ)

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